2006年11月06日

美しい

ステータス。

それは、とてもくだらなくて、とても大事で。

みんな、

いや“たぶん”みんな、ステータスを大事にしている。



海外に5年ほど住んでてさ。
あの監督の映画はいまいちでさ。
痩せてなんかないよ。もっと痩せたいよ。
あの先生の指揮の下で勉強したんだ。
国体に出たことあるねんけど。
あの有名人の子、抱いたことあるぜ。
あのコンテスト、入賞したことある。
お金はあるよ、お金は。
これくらいの酒は匂いかいだようなもんさ。



ステータス。
ヒトは、他人との差別化を見つけることで、
自分は存在していいんだ、という証を見つけたい。


なんたる美しさ。
黒光りするほど眩い、性悪説の塊を垣間見る瞬間。
いや、荀子の言う性悪説の“悪”は、今で言う
生理的に近い欲望のことで、醜さという意味では
ないんだ。
じゃあ、性醜説ということなのか。そうなのかね。


悪とか醜いとか、このコトバを発するだけで
クチが腐りそうだ。やめよう。
もう半分近くも腐ってきてるのに。


かくいう自分も、ステータスに雁字搦めにされて
身動きひとつ取れなくなってしまった。
前に進んでるつもりが、ステータスの綱から綱に
飛び移っている危うい曲芸師でしかなかった模様。
足元はぶ〜らぶらのまま。

怖くてアシをバタつかせるのは無様だからやめよう。
これがステータスのひとつ、『無様だからやめよう』だ。


あぁ、まぶしい。まぶしいな・・・
眼を瞑るのは許されるのかね。


許して欲しいのかね。
posted by ゆーすけ at 21:43| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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